貴和の里について

住所: 日本国山口県下関市菊川町轡井

人口:70人(近郊の二つの集落50人と合わせて、総計120人)

貴和の里は、広島からおよそ180キロメートル南に位置する小さな村です。

高齢化と過疎化に直面しながらも活発な活動を行っており、「ドリームプラン・貴和の里」は、地域住民主導の活性化活動として2006年に立ち上げられました。これは貴和の里に集う会によって運営されており、下関市と山口県の自治体サポートを受けながら、自主的な企画として遂行されています。

貴和の里に集う会は、轡井、道市、樅木という三つの集落が協力して、地元の土地、産物や祝祭などに関係したイベントを年間を通して行っています。例えば、田植え、タケノコ掘り、サツマイモやピーナッツ植えと収穫祭、キムチ作り、流しソーメンの日など、ほんの一例です。

イギリスの現代アート財団グライズデール・アーツは、下関出身でアイルランド在住のフォトグラファー藤田需子より紹介を受け、2016年から貴和の里に集う会とコラボレーションで企画を行ってきました。会の皆さんと共に、地元住民や訪問者に向けて幅広い取り組みをしており、「ドリームプラン・貴和の里」の10年計画を基に、更に、世界に散在する似たような小さな地域社会にとっても役立つような、継続的な地域おこしの将来にチャレンジしています。

このドリームプランの一環として、2008年から2010年にかけて、山口大学の協力で空き家になっていた古民家が宿泊施設として再生されました。建物本来の良さを活かし、五右衛門風呂が新たに作られ、古民家滞在体験のできる施設として一般に開放されています。良心的な価格の使用料収入は、建物の維持管理に充てられています。また、廃校になった旧小学校校舎は、ワークショップや会議、簡易宿泊施設としてのグループ滞在を受け入れています。